ガウディの建築群は、ただ眺めるだけでも十分に美しく、深い感動を得られます
それでも、その背景にある彼の哲学や歴史、細部のこだわりを知ることで、実物を目にした時の感動は数倍、数十倍にも膨らみます
この記事では、ガウディや彼の建築を知るためにはじめに手に取りたい5冊をご紹介します
子供と一緒に楽しめる入門書から、建築専門書まで
あなたの知的好奇心のステージに合わせて選んでみてください☺
『サグラダ・ファミリアの謎とアントニ・ガウディ』
豊富なイラストと図解で誰でも楽しく学べる
「世界一わかりやすいガウディの教科書」
著者:鳥居 徳敏
発売年: 2025年
出版社:岩崎書店
ページ数:64ページ
- 「ガウディってどんな人?」「サグラダ・ファミリアって何がすごいの?」そんな純粋な疑問に親切に答えてくれる本です
- 子供向けですが、主要なガウディ建築を網羅し、丁寧な解説と視覚的なアプローチが理解を促してくれて、大人でも入門書として十分な知識が得られます
- 複雑なガウディの思考が、非常に明快に整理されています。ガウディもサグラダ・ファミリアの複雑な構造を模型を用いて、視覚的に分かりやすく伝えたことを考えると、ガウディの思考に沿った本と言えます
- ガウディや建築についてこれから知りたい方
- 難しい文章よりも、視覚的に建築構造を理解したい方
- 建築が好きな小さな方
- 家族でスペイン旅行を検討している大人の方
『バルセロナのガウディ建築案内』
旅行に持っていきたい一冊にぴったり!
バルセロナ在住のガウディ研究家・建築家による
ガウディ巡りのビジュアルガイド
著者:丹下 敏明
発売年:2014年
出版社:平凡社
ページ数:135ページ
- ページをめくるたびに目に飛び込んでくる、鮮やかで美しい大きな写真。文章の情報も深く、エッセンスが凝縮されており、長すぎず、さっと読むことができます
- 100ページちょっとという軽やかさが魅力。バルセロナの街を歩く時に、トートバックに入れておくのにちょうどいいサイズ!
- 「現地で役立った」という口コミが多数見られます。異国情緒なカフェでカプチーノを飲みながら、次の目的地をチェックする……そんなシーンにぴったりの案内書です!
- 旅先で実物と見比べながら解説を読みたい方
- 身軽に、質の高いビジュアルを重視したい方
- 旅行ガイド本では物足りない方
- バルセロナ旅行のためにしっかり学びたい方
『ガウディの伝言』
40年以上にわたりサグラダ・ファミリアで石を削り続けてきた
専任彫刻家・外尾 悦郎氏。
彼がガウディと対話し続けた日々を綴った、魂の記録です
著者:外尾 悦郎
発売年:2006年
出版社:光文社新書
ページ数:332ページ
- 著者は、サグラダ・ファミリアの選任彫刻家の外尾悦郎氏です。テレビや記事にも多く登場されているので、ガウディを知ってすぐにご存じになる方が多いのではないでしょうか
- なぜ日本人の外尾さんが、異国の地で石を彫ろうと思ったのか。すでに死後数十年経っていたガウディの哲学にどのように触れたのか。技術論ではなく、「ガウディは何を見ていたのか」という本質に迫る思索に満ちています
- 手軽に読めるエッセイ形式ですので、電子書籍での読書もおすすめです
- ガウディの宗教観や人生観に触れたい方
- 読み物として、一人の日本人が異国でガウディと向き合う物語を楽しみたい方
- 新しい挑戦への後押しがほしい方
『ガウディ完全ガイド』
完全ガイドの名に恥じない、ガウディの仕事すべてを網羅
視覚的にも情報的にも贅沢を極めた大人のための図鑑
著者:オーローラ・クイート、クリスティーナ・モンテス
発売年:2017年
出版社:エクスナレッジ
ページ数:239ページ
- ガウディ生誕150周年(2002年)に、記念として日・米・西で同時出版された書籍の完全復刻版です
- ドローンによる上空写真や建築図面、スケッチなどが豊富に掲載されており、隅々まで読みつくすのが楽しいです!肉眼では捉えきれない細部装飾まで、鮮明な写真で確認できます
- 筆者は、バルセロナ旅行の後に購入しました。現地の思い出に浸りながら。一生モノの本として何度も読み返したくなります
- 自宅にいながら、ガウディ建築の細部まで徹底的に鑑賞したい方
- 図面や構造といった、建築的な視点でも楽しみたい方
- ガウディに関して、完全版の本1冊がほしい方
『アントニオ・ガウディ』
「天才」と呼ばれたガウディの、等身大の人生を知るのに最良の入門書
ガウディ研究の第一人者による、本格的な学術的著作です
著者:鳥居 徳敏
発売年:1985年
出版社:鹿島出版会
ページ数:259ページ
- アントニオ・ガウディという人物に焦点を絞った評伝です。また、サグラダ・ファミリア、グエル公園、カサ・ミラ、カサ・バトリョなどの代表的な建築については個々に解説されています
- 鳥居徳敏氏は、ガウディ建築をはじめとするスペイン建築に関する書籍を多く上梓されている建築家。1冊目に紹介した『サグラダ・ファミリアの謎とアントニ・ガウディ』と同じ著者です
- SD選書は、通称「黒本」と呼ばれる建築・芸術・土木分野を専門とした鹿島出版会の選書シリーズです。本書の発売は40年前ですが、なんと2024年に重版出来で第10刷目!
- ガウディの人生、代表建築について詳しく専門的に知りたい方
- 建築学生、建築業界に関わっている方
- スペイン建築、ガウディ研究の入門書が欲しい方
まとめ:あなたにぴったりの1冊は?
| 目的 | おすすめの本 |
| まず全体像を簡単に知りたい | 『サグラダ・ファミリアの謎とアントニ・ガウディ』 |
| 旅行に持ち歩いて楽しみたい | 『バルセロナのガウディ建築案内』 |
| ガウディの | 『ガウディの伝言』 |
| 美しい写真と図面をコレクションしたい | 『ガウディ完全ガイド』 |
| ガウディを深く学びたい | 『アントニオ・ガウディ』 |
本を通じてガウディや先人の知恵と対話した後に見るバルセロナの景色は、きっと今までとは違った輝きを放っているはずです

知識を得てから旅に出ても良し、旅の楽しさを広げるために本を開いても良し。
あなたに新たな刺激がありますように!よい旅を~☺

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